新緑が鮮やかな季節となり、町内の自然も初夏の装いを見せています。今月の役員会では、富士山噴火に伴う降灰リスクについての報告がありました。風向きによっては、西町会でも16〜30cmの降灰が予想され、在宅避難や共助の必要性が生じる可能性があります。まずは町会内での情報共有と啓発を進めていくことになりました。災害時に地域で支え合える体制を整えるためにも、皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。
①2025年度総会に向けた準備と情報共有
- 2025年度の町会総会は、6月15日(日)10:00よりクラブウエストにて開催いたします。
- 2025年度の役員および班長候補が決定し、役員についてはそれぞれの役割分担も決まりました。総会にてご承認をいただく予定です。
- 5月25日以降、「2025年度総会議案書」を各戸に配布いたします。ご出席いただけない場合は、委任状のご提出をお願いいたします。議案の審議にあたり、正確な会員数の把握が必要となりますので、昨年7月の町会費集金時からご家庭の人数に変更があった場合は、各班長までご連絡ください。
②けやき広場緑地管理
- 次回の町会全体の草刈りは5月17日(土)に実施予定でしたが、雨天のため順延し、2025年5月24日(土) 9:00を予定しています。
③町会備品の貸し出し
- 試行的に町会備品の貸し出しを行っています。町会備品の貸し出しを希望される場合には、役員、班長に個別にお問い合わせください。
④資源ごみ回収
- 5月、6月の資源ごみ回収日は平常通りです。(第1、第3木曜日12時まで)
⑤町会員数維持に向けた取り組み-町会存続危機対策検討会の立ち上げ-
- 4月29日(火)に第4回目の検討会を開催し、提言「持続的な町会活動を行うために」を策定しました。本提言は、総会議案として総会資料に添付させていただきますが、事前に確認していただくため、今回の町会だよりと一緒に送付させていただきます。
- 【提言概要】近年、町会の加入率が低下し、このままでは法人格の維持が困難となり、防災・防犯体制の弱体化や町会資産の処分など、さまざまな問題が生じる可能性があります。このため、町会員有志による「町会存続危機対策検討会」を立ち上げ、町会活動を持続させるための方策を検討してきました。2026年度からは、町会長の班持ち回り制を廃止し、自主的な立候補を中心とした新たな役員選出制度の導入を予定しています。また、活動負担の軽減や再加入の促進、地域内のコミュニケーション活性化にも取り組んでまいります。今後も検討会を継続し、町会の持続に向けた具体的な取り組みを進めていきます。
⑥富士山噴火に備えた降灰対策
5月の役員会では、富士山噴火による降灰への備えについて以下の報告と対応方針が共有されました。南海トラフ地震と連動して富士山が噴火する可能性が指摘されています。
- 風向きによっては、西町会エリアで16〜30cmの降灰が予測されています。
- 木造住宅の倒壊の危険が高まる「30cm~64cm」エリアの境界付近にあたります。
- 首都圏には噴石の心配はないため、避難所は原則開設されず、自宅での「在宅避難」が基本となります。
- 降灰が多い場合は、透析・通院患者の事前避難や、屋根の灰おろしといった共助が必要になることもあります。
- 町会としては、まず町会内での情報共有と意識啓発を進めていくことになりました。
(参考情報)
- 東京都大規模噴火降灰対応指針
https://www.spt.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2023/12/22/20.html
- 首都圏における広域降灰対策ガイドライン
https://www.bousai.go.jp/kazan/shiryo/index.html
⑦防災・防犯関連
- 自主防災組織に対する資器材(アルファ米、ポータブルトイレ用弁袋等)助成を申請しました。
- 担当役員が青少年対策松木地区委員会、南大沢防犯協会、八王子市自主防災団体連絡協議会等に出席し、地域の防犯、防災情報についての情報収集をしています。
- 長池小学校地区防災協議会のホームページでは、町会員の皆様に有用な情報を定期的にアップデートしています。
⑧町会案内しおり「ようこそ!エヌ・シティ西町会へ」
- エヌ・シティへの転入者向けに町会加入案内のしおりを作成し、ホームページに掲載をしました。